UTokyo bicycle racing team

 クラス3の走りをみてから出走。松永が終始安定した走りを見せて完走。昨日とあわせて成長ぶりをみせた。自分と一緒にローラなどよくやっていたので実を結んだ形だ。練習をしていないひとはDNF。これをバネにして欲しい。

試合前の副将としての作戦指示:とにかく最初の20分をじっくり集団の中で耐えて、それから行ける時だけ行けばいいからね!
現実に置ける自分の行動:開幕爆撃アタック。

 ローリングで2周した後にラバネロの方、飯塚君が先行を始めた瞬間、自分の中でなにかに火がついてしまった。点火後、後ろでこっそりと抑えにかかってくれたおかげもあって差は順調に広がり、20分をすぎてから立て続けにポイント奪取。一時総合2位、学連1位に。この時ラップできなかったのが後々悔やまれた。45分ごろ、王者辻本氏がついに一瞬で40秒差を詰めてやって来る。数度スプリントするものの、予想以上に力を使い果たしていたようで、出力低下。しかもこの時どうも30分時間を間違っていたことに気がつく。頭が酸欠だと何を考えるかわかったものじゃない。
 交替する時に一度中央トレインに入って、死にかけながらも先頭集団に追いつくもやっぱり後退。身体が全く動かず、そのうちメイン集団がやってきて、中でしばらく走るも・・・・ちぎれる。この瞬間完走もできないと確信して半ば絶望。
 地獄の一人旅開始。死にかけ。腰痛い。背筋弱い。ギヤがかけられない。もはや標高差2メートルが壁に見えてくる。その状態で数十分走っていると、先頭集団にラップされ、そのうちメインもやって来る、が、下ろされない!なんでだ?
 どうやら序盤の得点をマイナスしてもまだ若干余っていたらしく、まだ走らせてくれるらしい。耐える、きつい、やばい、・・・また切れる。(以下略)なんど途中で自主的に降りようと思ったことか。
 この世の地獄を十分に堪能して完走した。しかし戦略は目茶苦茶だった。引く時は引く、行くときは行く。最初にポイントを積算していたのだから、先頭集団からちぎれた時点で足を使わずにメインに戻って3位狙いで行くべきだった。未熟。

またもポンプとサドルバッグ走行をやってしまった。