UTokyo bicycle racing team

思い出しながら時系列に書きます。
 アップは、2時間半1000アップと高い負荷。レースが8周と短かったので、高負荷のアップのマイナス面は顕在化せず、プラス面だけ出る。体が出来上がっていて一周目から切れがあった。本番のアップはコース3周にしようと思う。
 レース出走前あわただしく、心拍を上げる時間が十分取れなかった。反省。
 出走直後、西薗式ポジション上げを試してみた。パレードで集団が遅かったこともありあっさり先頭に出るが、西薗式の有効性は実感した。
 その後は、個人ロードや門田杯の時のような強烈な振るい落としは無く、平和に着々とレースが進む。
 今回のレースで意識した点は二点、集団のペースがゆるくなるのを防ぐことと(チームへの貢献)、最後で一花咲かせること(個人的目標)である。
 内藤を通過させるのが目的の一つだったので、集団のペースがゆるくなったら引き上げようと思っていた。集団のペースがゆるいと、本来集団に残るべきでない人も残ってしまい、実力差がつきにくい。実際は、なんだかんだで引き締まったペースが作られていたので、自分の出る幕はなかった。むしろ着いていくのがいっぱいいっぱい。
 最後の一花はまずまずのものができた。二号橋で勢いをつけて、秀峰亭の登りの序盤でアタックをかけトップに躍り出た。そこそこリードも稼いだが、最後まで勢いが持たず、山中休憩所でたれて、最後の200メートルで追いつかれる。たれるのは想像がついたが、最後の最後のスプリント勝負に持ち込まれては勝てないということを、7月のスプリント練で学んでいたので、あえて早めにかけた。このトライで分かったことは秀峰亭の坂の最後の200メートルのイメージがまだつかめていないということ。山中休憩所でたれて、最後の200メートルで力尽きて抜かれるというのは、これはまさに稲城の団地坂のペース配分。稲城は秀峰亭の坂より200メートル短い。稲城練ではイメージをつかめない残り200メートルをどうするかが今後の練習の課題である。
 レースの想定外の収穫としては、一周9分ペースで走り続けることを体感できたこと。アベレージは去年のインカレメイン集団とほぼ同じだ。今後の課題は距離を8→28周に伸ばすことと、一時的なペースアップについていけるようにすること。具体的な練習内容は、日本CSCで一周9分30秒のペース走28周と、下賀茂合宿の中距離・強強度練習を当てよう思う。

psキシリウムSLを履いて世界観が変わりました。