UTokyo bicycle racing team

荒川で最後のTTT練30キロ
二チームに分けて走る。第二チームだったが、第一チームに追越をかける。いい刺激になったのではないか?
自殺行為も他殺行為も無く、無事荒川練を終えることができてよかった。
西園は病みあがりでも余裕そうだった。細川さんは短パンを空気でパンパンに膨らませていた。あの空気抵抗で走るのはすごい…

資料 
「吾がマゾ」2000、2001,2002,2006によると、大潟村は往路追い風、復路向かい風です。目標の記録を出すために、どのようなペース配分が必要とされるのでしょうか?データを作ってみました。
個人TT往復31.2キロにおいて、アベレージ41キロを目指しているとします。無風ならば、往路av41復路av41でtotal_av41です。
風があるときはどうなるでしょう。ここでは時速41キロを中心に、追い風と向かい風の時で、同じ分だけ速度が変化するとします。例えばcase1では追い風で+2キロ、向かい風で−2キロです。

case1幅4キロ,往路av43復路av39→total_av40.9
case2幅6キロ,往路av44復路av38→total_av40.78
case3幅8キロ,往路av45復路av37→total_av40.6

ここから分かることは
1、速度の変化幅が大きければ大きいほど、ロスが大きくなる。
2、しかし幅が5~6キロ以内に収まっていれば、ロスは比較的小さくて済む。

視点を変えます。復路でav38まで落ちてしまった場合、av41を達成するには往路で何キロ出す必要があるでしょうか?答えはav44.5です。0.5キロだけ余分にスピードを上げなければなりません。復路でスピードが落ちたときに、往路で挽回するためには「0.5キロだけ余分に頑張る」ということを目安としましょう。

ちなみに、昨年の個人TTは、av40キロ台に19人の選手がいます。大まかに言って、avが0.1キロ上がると順位が2つ上がります。TTでは走っている最中に順位が分かりにくいので、このデータを励みに頑張りましょう。