UTokyo bicycle racing team

 東君と共に多摩近レースに参加。今回は群馬を想定したアップダウンのあるコース。約6kmを8周回。単なるトレーニングとは違うので、レース展開を作ることを考える。
 特に今回は、昨年もヒルクライムで何度か優勝していたなるしまのIさんが同じなので、真っ向から勝負しては負けるのはわかりきっている。どこかで切らなければ……。
 スタート直後はゆっくり。3周目で東君が積極的に動き、集団は分裂。ここでメンバーは東君にIさん、そして自分。Iさんを切るためにもう一度アタックをかけ、目論見通り、東君と2人に。後は平地を2人で回し、後続に差をつけるのみ。ところが、しばらくして東君が切れてしまう。まだまだ先が長いので待とうかとも思ったが、Iさんまで追いついてこられると振り出しに戻ってしまうので、とにかく1人で逃げ続けることにする。そのまま、4周目の中間ポイント、6周目の山岳ポイントも奪取。それにしても1人で逃げ続けるのはきつい。心拍上がりっぱなしの個人タイムトライアルだ。足も攣っていたが回し続ける。このまま逃げ切れるか、と思った残り1周回、ついに追いつかれる。さすがに2人で追いかけられると厳しかったか。
 1人で踏んできたせいで最後のスプリントのための足は残っておらず、東君に早めに仕掛けられたせいで伸びず2位に。
 最後はやられましたが、長距離を1人で逃げ続けたおかげでいい練習になりました。