UTokyo bicycle racing team

秩父宮杯は平地レースだと聞いていたので、集団走行に慣れるいいチャンスだと考えて臨んだ。集団に残るためには出来る限り前方にポジショニングをしなければならないと考え、スタートと同時に前に出る。スタート前はかなり寒かったが、いざスタートすると集団走行のおかげもあってかそれほど寒くはなく、調子良く走ることが出来た。何度か先頭を体験し、後ろに下がり、また前に上がるということを繰り返し、これが集団走行か!と実感。最初のうちは良い具合に完走できそうだと思っていたが、周回を重ねるうちに、フォームが問題なのか気温の低さが原因なのかはよく分からないが、腰に痛みを感じ始め、だんだんペダリングに力が入らなくなる。そうこうしているうちに、気付けば集団の最後尾に。カーブの度のダンシングでだんだん距離が離れてゆき、7周目の終わりあたりでちぎれてしまう。集団から離れてしまうと空気抵抗をもろに受け、さらに冷たい風で体が冷え、何が何でも集団に残らなければならないことを改めて実感。何とか完走したものの、記録は9周DNF。どうしてなのかはよく分からないが、まあ仕方ない。しかし今回は、レースでの集団走行に慣れるという意味では、とても有意義だった。この経験を次回につなげていきたい。