UTokyo bicycle racing team

JCRCのDクラス
9周目の後半で逃げる予定。序盤はうまく足を回して温存しようと考えていたが、下りでやや順位を落とし、登りで前に行くといった感じで安定しない。落車が非常に多かったの周りにかなり注意して走った。6周でウィダー一個を補給。9周目に入ってすぐの坂で高木さんがするすると上がっていく。ペースを上げて一緒に前に上がっていく途中、見事に右ももをどっさりと攣ってしまう。回してみるが激痛がするのでとにかくスポドリをがぶ飲みし、足をたたいたりしながら集団の最後尾にくっついていく。あと三周できるか不安がよぎる。集団は打って変わってスピードアップし、続いて指とすねとふくろはぎを攣り、ストレッチとスポドリがぶ飲みを続けてなんとか最後尾でしのぐ。最終周、高科さんが集団を飛び出す気配。足のことは忘れて一緒に一番前に出る。逃げの4人が見える。でも追わない。いや追えない。追ったら攣って終わるのは確実だと思った。そのまま後半の坂も前方だったが、ゴール前まで続く下り坂で5番手くらいに下がって足をためる。ゴールまでの視界が開けるところでスプリントしたが、一瞬で足の筋肉の大半を攣って動けなくなる。大勢に差されてしまい、11位。
やっと最近、呼吸がきつくて終わるのではなく、筋肉の限界近くまで走れるようになってきた。レース後もしばらく足は痛いが、しっかりと回復させて、なるしま練習とレースも活用して限界値を高めていきたいと思う。